ヤフオク「こんなものが売れた」シリーズ

ヤフオク

私は6年前から仕事でヤフオクをやっています。リサイクルショップの業務の一つとして始めたのですがこれが色々奥が深い。面白い。

ヤフオクは1999年にスタートしたサービスで、もう20年以上の歴史!多分もっと前に始めた人達はもっと面白かったんだろうなあ。

今はメルカリなどのフリマアプリが人気となっていますが、オークションにはオークションの良さがあり、醍醐味があります。

常時5000万点以上のモノが集まっているヤフオクですが、ほんっっっっとにいろんなものがあります。カタチのあるものから、サービスやスキルなどのカタチのないものまで。そのバリエーションは「人の想像を超えて」います。

マジで「こんなの売れるの?」ってものが出品されてたり、そしてちゃんと落札されてたり。

まさに「捨てる神あれば、拾う神あり」

そこで、これまで私が出品し、そして落札された「こんなものが売れるの!?」というモノたちをご紹介します。

ほんとはもっともっとたくさんあるんだけど、ありすぎて思い出せない

それではいってみましょう。

期限切れの写真用フィルム

アナログカメラには、フィルムが入っています。昔はこれを撮り終わったあと現像して「どんな風に撮れたかな?」って見るのが楽しみだったわけですが。

フィルムを引き出してカメラにセットする。今これやらない作業ですよね。

このフィルムには使用期限が明記されていて、これを過ぎると品質の劣化が見られるそうです。なので、「あー、もう使えないや」ってことになる。

ところが、これを欲しがっている人たちが世の中にはいるんです!驚き。こちらの記事のように↓

劣化による品質の低下を「味」と捉え、不安定な写真の仕上がりを楽しむ。カメラ愛好家ならではの楽しみ方ですね〜。

それを知って以来、期限切れフィルムは必ず出品しています。そして必ず売れます。もちろんタイトルには明記するし、「撮影品質の保証はない」という旨も説明に入れて。

もし実家やおばあちゃんの家に期限切れフィルムがあったら出品してみてくださいね。

数十年前のサランラップ

勤め先で時々家財整理の仕事があり、ふる〜〜いお宅を片付けたりします。その時出会ったのが、台所の吊戸棚に長年蓄積されていたであろう大量のサランラップ

吊戸棚って、手が届かないせいか化石のようになった古いものが出てきますよね。このサランラップ達も相当年数経ってる感じ。使うにはちょっと…というレベルです。もう透明じゃないし。

でもズラッと並んだラップを見て、「これなんかレトロで可愛いな」と思っちゃったんです。パッケージの色使い、ロゴや書体にただよう昭和感。そしてたくさんあるため、並べるとデザインの変遷までもが見て取れるんです。


こういうのです。ロゴ、いい感じですよね。

なので、まとめて出品。落札金額こそ安かったですが、割とすぐに売れました。やっぱり愛好家とか、いるのでしょうか。落札者に「どうしてこれを買ったんですか?」と聞いてみたくなるのはこんな時です。まあ、我慢して聞かないんですけどね。売っといてそんなこと聞くなって言われそう。

録画済みビデオテープ、録音済みカセットテープ

ビデオテープやカセットテープ。もう使われていないメディアなんですが、まだ欲しい人はいます。どうしてかは知りませんが、新品を売るとどちらも売れます。

そして、さらには「録画・録音済みのテープ」だって売れます。これには驚きました。一山いくら、という値段ではありますがきちんと落札されるんです。

多分なのですが、これは「懐かしいコンテンツ」として売れているのだと思います。再生機器があれば、昭和の音楽やドラマ、バラエティなどの番組が見れる可能性があるから…なのかな?

でも、録画してある番組名等を明記してしまうと「海賊版」として違反出品扱いになってしまうのでご注意を

何十年も経ってしまったシャンプー

数十年前のシャンプーやリンス。「そんなもの売れるわけない!」と思うことでしょう。ところが、古すぎると逆に価値が出てきます。レトロなアイテムとして売り買いされているんです。

「恋かな〜?YES!恋じゃな〜い?YES!」歌える人はきっとアラフィフ

私の世代にはめちゃめちゃ懐かしい「恋コロンシャンプー」です。早見優さんのCMソングは今でもちゃんと歌えます笑 おそらくもう使わない方が…な状態ですがパッケージが健在なら売る価値あり。他にも「シャワラン」とか「エメロン」とか、いろんなのありましたよね。

流石にとってある人は少ないかもしれません。だからこそ、売れるんですよね。もし見かけたら出品してみましょう!

壊れた家電製品

「スイッチを入れたけど動かない」「電源を入れても反応がない」こうなると普通は「壊れて使えないもの」として捨てられますよね。

でももし、それがレトロな家電だったり、珍しいものだったり、専門性の高い機器だったりしたら欲しがっている人がいるかもしれません!機械を修理する人や、自分で直すことを楽しみとしている趣味の人が部品が欲しくて探している可能性があるからです。

タイトルにはしっかり「ジャンク品、部品取り用」などの文言を入れましょう

そういう機械の部品はもう手に入りません。なので手に入れる方法は「同じものを探す」のみ。だから壊れていたとしても、部品取り用に欲しい人がいるのです。

電源ケーブルや接続のためのコードだけでもちゃんと品番を入れておけば売れます。

ラジオやカセットデッキなどオーディオ関係のものや、カメラやビデオなど。捨てる前に一度ヤフオクでチェックしてみるといいかもしれません。

こんなもの…という先入観は捨てよう

家を片付けていて「捨てモード」に入ると、すべてのものを一気に捨ててしまいたくなります。でもそこで一旦止まって、ヤフオクで検索してみましょう。意外なものが落札されてたり、出品されたりしているでしょう。メルカリなどのフリマアプリも一緒です。

私は自分の家を片付けるときも「捨てるもの」「とっておくもの」「売れるもの」と3つに分けて売れるものは時間あるときに出品しています。出品さえしておけば、あとは各サービスが勝手にお店を運営してくれるようなもの。あとは売れたら、その都度発送すれば良いのです。

リサイクルショップに買い取ってもらうのも一つの手ですが、自分で売る方が絶対高く売れます。しかも到底買い取ってもらえないような物まで売れちゃう可能性だってあるのです。

実家の片付けなどの際には、ちょっと気にしてみてくださいね!

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