行ってきました!宅建登録実務講習

宅建
スポンサーリンク
nori
nori

宅建合格後、申し込みしていた宅建実務講習の日がやってきました!
2日間に渡り、講習を受けて来ましたのでその様子をレポートします!

宅地建物取引士の合格発表から1ヶ月半たち、登録実務講習の日がやってきました。講習は2日間、朝から夕方までの長丁場です。「そんなに長い時間、勉強できるだろうか!?」そして「そんなに長い時間、眠くならずにいられるだろうか!?」いろいろ不安はありましたが、やるしかない!意気込んで、行ってきました!

宅建合格の後にはこれが待っている、登録実務講習

登録実務講習とは、合格者に2年以上の不動産実務経験がない場合、これを受講し、駆け足で不動産実務を学ぶための講座。もちろん有料です。不動産業界で仕事をしたことがない業界未経験者はもちろんのこと、不動産関係の仕事をしていても実務に当たらないとされる場合があり、そんな人も受講が必要となります。
実務に当たらない例とは何か?詳しくはこちらのページが参考になります →https://studying.jp/takken/about-more/knowledge03-02.html 

宅建に合格し、合格証が届いたからといって、それだけではまだ「宅建士」ではないんです。この登録実務講習を受講し、終了試験に合格し、その認定書を持って都道府県に宅建士登録の申請をし、宅建士証をもらう。ここでようやく「宅建士」としての肩書きが得られることとなるのです。

という訳で、登録実務講習は宅建士への第一歩。これを受けない限り、資格は得られません。

まずは講習への申し込みから

合格発表後、合格証が届いた数日後、そろそろ登録講習申し込む?とpcを開いて見てみると‥いろんなところでやってるんですね。資格予備校が充実してる雰囲気ですが、値段も違ってたり。以下、札幌で受けられる登録実務講習実施機関です。

LEC東京リーガルマインド
札幌本校
札幌市 中央区 北4条西5-1 アスティ45ビル(受付3階)
https://www.lec-jp.com/takken/kouza/jitsumu/
日建学院 札幌校札幌市中央区北二条東4-1-2サッポロファクトリー三条館4F
https://www.nik-g.com/lessonlist/housing_jitsumu/
資格の学校TAC 札幌校札幌市中央区北5条西5丁目7番地 sapporo55 3F
https://www.tac-school.co.jp/kouza_takken/takken_jitumukou.html
総合資格学院 札幌校札幌市中央区南一条西6-11 札幌北辰ビル 4F
http://hotei.shikaku.co.jp/takken_jitsumu/
株式会社日本ビジネス法研究所札幌市中央区北4条西3丁目1番地
https://bho.co.jp/jitsumu/jitsumu.html

主婦なので一番安いとこに!と最初は思ってたのですが、ある方のブログに実務講習のテキストはこの後も時々開く実用書となるので、テキストがしっかりしているところを選んだ方がいいと書いてあり、深く納得。で、札幌でもかなり開催回数の多かったLECさんに決めました。でももうけっこう埋まってきてた!結局1月末の受講を選択。朝7時から夜10時半までやる怒涛の1日コースもありましたが、大事をとって2日コースにしました笑

知りませんでしたが、宅建の登録実務講習って合格発表前にも申し込みすることができたんですね。一日でも早く宅建士の資格登録がしたい!という方はその方がいいかも。でも私は合格できたかどうか、微妙なラインだったのでお金払ってから「落ちた!」なんてことになったらもったいないな‥と思ったので合格発表後にしました。

講習前に、届いた教材で予習します

LECさんからは、ネットでの受講申し込み後、2週間くらいで教材が届きます。1か月くらい、自分で勉強しといてね、と。テキストと資料集、それぞれ一冊に加えDVDが1枚、それと修了試験の模擬試験(?)のような問題がついた冊子も入っていました。DVDは1時間ずつ、3回分の授業が入っていて、テキストと資料集を見ながら学ぶスタイル。

私は時間のあるときにテキストに目を通し、講習の前の週にDVDで勉強しました。といっても、そんなに時間をかけては勉強しなかったな‥講習の最後には試験があるとは知っているのですが、やはり宅建の本試験のようにはテンションが上がらず。「こんなんで大丈夫かな?」と思いつつ当日を迎えました。

講習の週末がやってきました。

講習が始まるのは、朝10時。でもその前に確認などあるので9時40分までには会場に到着するようにと手引きに書いてありました。「遅刻や居眠り、携帯使用で退室」とも!ホントか?

(でもこの後、休憩時間が終了して1分過ぎてから戻った人に「注意」がありました。2回目は退室してもらう、とのこと!本当に厳しいようです)

私は早めに家を出て、15分ほど前につきました。会場となるLECさんの教室にはもう結構な人が集まっていました。適当な席に着くと、右端に受講番号や日にち、氏名などを書き入れる小さな紙が貼ってあり、まずは記入。これで出欠確認をしているようです。受講にあたっての説明事項や注意事項があり、時間通り10時スタート。

講習の内容は、架空の設定を元に、自分が担当(売主側)になったと仮定して不動産売買を行うというもの。

要するに「エア売買」ですね。

お客様が来店したときの聞き取り調査から始まって、現地調査の仕方、登記簿の取り方などなど不動産取引の流れを順を追って学びました。本当の、基本の部分という感じなので時折「札幌ではこういうやり方が一般的です」みたいなテキストとは違う情報が挟まってくるのでメモも欠かせない。

とはいえ、取引はいつもそんなスムーズにうまくいくとは限りません。現役不動産マンである講師の方が、合間合間に「実際に起きたトラブル」をお話してくれて、これがとても面白かった。昼食後は眠くなる時間帯もありましたが、全体的に興味深く話を聞くことができたなあ、と。ワークブックも配られ、実際に書き込んで書類を作るという体験もします。

昼食は、しっかり1時間お昼休みがあったので近くのお店でランチしてきました。でも一日目にしっかり食べたらその後眠気が来て辛かったので、日曜日はパンとコーヒーのみに。受講者の中には教室でお昼をとる人もいたのかもしれないですね。

講習終わりの修了試験

一日目は長く感じた講習も、二日目は早く感じました。一日目から、テストに出そうなところは事前に教えてくれているので、最後にテキストを見ながらその確認をしたりもしました。

そして夕方5時、テスト開始。テストを受けてみた感想は‥この二日間に学んだことのまとめ、みたいな感じ。本試験のような4択ではなく、マルかバツか。記述問題もありました。テキスト等の持ち込みもOKでしたが、そんなに開くこともなく回答終了。30分を過ぎたら自由退出と言われ、途中で出てきました。しばらくしてから合否が書面で届くそうです。

講習を受けてみた感想。「一日座って講習を受けるのは大変ですね」ってこと。お尻も痛くなるし、集中は切れるし、眠気も来る。一日コースを受けるのはやっぱり無理だったな、と思いました。さあ、晩御飯は外食しようっと。

そして修了書が届きました

講習終了から8日目。修了試験結果が届きました。「登録実務講習修了証」。合格したってことですね。よかったよかった。一緒に講習受けた皆様、お疲れ様でした。

ちなみに不合格だった場合、一度だけ無料で再受講できるのだそうです。再受講、ということはテストだけではなく講習からもう一度受けるということ。宅建士試験を終えてすぐの人は問題なく合格できるとは思いますが「だいぶ前に合格した」なんて人は忘れてる知識もあると思うので、講習できちんと話を聞いておいた方がいいですね。

修了書が来たので、次は宅建士登録に向けて準備中です。必要書類をあちこちからもらうのに、一日仕事休まなきゃいけない感じです。そちらについてもまた、レポートします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました